民主党代表選挙が公示されたので菅直人、小沢一郎両氏の政見を読んでみた。正直に言って、どちらからも日本の将来ビジョンは伝わってこなかった。菅さんの政見には、国民受けしそうなフレーズが散りばめられているが、政策の中身が見えない。小沢さんの方が具体性はあるものの、自ら幹事長として衆院選マニフェストの実現を推進してきた9か月の取り組みが総括されていない。民主党議員の先生方も、政策論争よりも、代表選後の政局がどう動くかの方ばかりが気になっている様子。日本政治の混迷はますます深まりそうな気配である。
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