【編集後記】引きこもり状態から解放―新しい取材拠点を西新橋に開設します(2010-09-05)

 本の執筆のために7月下旬から続いていた引きこもり状態から、ようやく解放された。すっかり“浦島太郎”状態になっていると思いきや、7月11日の参院選挙のあと、日本の引きこもり症状はますます悪化していたようだ。沖縄基地問題も、雇用問題も、財政問題も、「大変だ、大変だ」と騒いでいる割には、ちっとも前に進んでいる感じがしない。「日本人は勤勉」という評価は自分には当てはまらないとは思っているが、今の日本は意図的なサボタージュ病が蔓延しているように思えてならない。ただ失敗することを怖がっているだけかもしれないが…。
取材拠点=〒105-0003東京都港区西新橋1-13-5長井ビル2階

 私自身の引きこもりの解消策として、今週から一般社団法人IT記者会の西新橋の事務所に週に2、3日は出て仕事をすることにした。IT記者会の佃代表幹事の要請で、私もIT記者会の理事にはなっていたが、これまでは月に1、2回立ち寄る程度だった。

 IT記者会が9月6日に虎ノ門から西新橋に事務所を移すのと機に、私を含む日本不動産ジャーナリスト会議(REJA)の有志6人で賃料の一部を負担し、共同オフィスとして利用させてもらうことになった。JR新橋駅、東京メトロ虎ノ門駅から徒歩6分と交通の便も良く、取材拠点としても申し分ない。仲間が集まることで、一人では出来なかった仕事や新しいアイデアも生まれるのではないかと期待している。

 長めの記事を書く時は、自宅の方が落ち着いて書くことができるが、同じ環境に引きこもってばかりでは思考も煮詰まってしまいがちだ。西新橋地区は、マッカーサー道路の開通に合わせて再開発計画も活発に動いており、そんな街の変化を見るのも、刺激になるかもしれない。

 今回の共同オフィス構想では、佃さんには本当にお世話になった。IT記者会を設立して6年間、事実上、一人で切り盛りしてきた努力には本当に頭が下がる。今後は、REJAとIT記者会で新しいコラボレーションが生まれて、少しでも良い成果を生み出すことができればと思っている。