【編集後記】生活費稼ぎに奔走中!―ジャーナリズムと生活の両立は?(2010-07-15)

 未来計画新聞の記事更新が7月に入ってパタッと止まった。ある企業から超特急で依頼されている本の取材・執筆作業に入っている。このブログで遠慮なく書くためには、生活費も少しは稼がないとマズイので、しばらくはご容赦願いたい。それとは別にいろいろと興味のあるテーマの取材は行っていて、まだ煮詰まっていないので少し様子を見ているところ。本当に書きたいことを書くためには、いろいろ気を使ったり、おカネを稼がせてもらったりと、苦労も仕方がないとは思っているが…。

 先日、ある地方自治体を取材したら、どの市町村でも、さらには国や都道府県でも実現できていない素晴らしい行政改革の成功事例の話を聞くことができた。ぜひ、そのプロジェクトのリーダー(女性)の活躍ぶりを紹介したいと思ったのだが、役所の内部だけではなく、外部の地方自治体からも「余計なことをやって、いい迷惑だ!」といった様々な誹謗中傷に晒されているらしい。「自分のことは出来るだけオモテに出さないで…」と頼まれている。役所や大企業などの組織の中で生きていくには仕方がないのかもしれないが、何ともやり切れない思いだ。

 “失われた20年”が30年にならないために、日本経済・社会の閉塞感を何とか打破しようとする人たちを取材し、応援したいと思ってきた。しかし、既得権益を守ろうとする勢力の壁は相変わらず堅固である。先日もある企業の社長から「産業構造の問題点はどんどん書いてほしいけど、せいぜい気をつけた方がいいよ」と、妙な励まされ方をした。何も好き好んで、けんかを売っているわけではないのだが、その冷めた言葉に心が沈んだ。