2010年度から再スタートした「伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験検討委員会」(委員長・鈴木 祥之・立命館大学立命館グローバル・イノベーション研究機構教授)がメールマガジンを8日に創刊した。公開のフォーラム、シンポジウム、実験などのおしらせなどの情報発信を積極的に行うことで社会的な関心を高め、伝統構法が直面する危機的状況の打開をめざす。メールマガジンの編集や委員会事務局は、NPO法人緑の列島ネットワーク(理事長・大江忍氏)が担当する。

 2007年6月の建築基準法改正で、伝統構法による木造建築物の設計が事実上、不可能になり、国土交通省では08年度から伝統構法の木造建築物の設計法を確立するための検討委員会が発足していた。10年度からは石場建て構法を含めた実務者に使いやすい設計法の作成をめざして検討委員会の体制を刷新。6月5日に「伝統構法新委員会キックオフフォーラム@京都」を開催し、今後は活動を本格化させていく。

■メルマガ登録は、新検討委員会のホームページから。http://www.green-arch.or.jp/dentoh/mailmag.html

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