日本の伝統構法による家づくりが、今年10月の住宅瑕疵担保責任履行法の施行で、完全にストップする懸念が浮上している。すでに07年の建築基準法改正で建築確認申請がほとんど通らない状況で、現在は建築主の理解や法の抜け道で何とか存続しているが、住宅瑕疵担保責任履行法が施行されると全くつくれない事態に陥る。先の薬事法改正による規制強化で伝統薬への打撃が大きな問題となっているが、日本の建築文化を守ってきた伝統構法も存続の危機に立たされている。
写真=伝統構法の家づくりに取り組む設計集団「住まい塾」は築100年以上の古民家に本部を置く(埼玉県志木市)
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