【編集後記】何とか、生きています!―ブログを更新できない言い訳(2008-8-30)

s-img028.jpg 1か月以上も記事更新をせずにいると「どこかで野垂れ死にしているのでは…」と、在らぬ噂が出回り始めるかもしれない。題字にEASY&FREE EDITION(随時)とあるので、気が向いたときにしか記事を更新していないのだが、さすがに気になってきた。未来計画新聞は、日記風の記事を掲載するために開設したサイトではないが、一応「編集後記」というカテゴリーも用意している。とりあえず生きていることと、9月1日発売の週刊ダイヤモンドに記事が掲載されたことをお知らせする。

 改めてブログを開くと、7月15日に掲載した記事が活動報告で、最後にコラムを書いたのが6月20日。何と2か月以上も情報発信を怠っていた。少々、スランプに陥っていた面もあったが、いろいろと頼まれる仕事や用事があってバタバタしていた。

 一番、辛かったのは、本の校正作業の仕事だった。お世話になってる大手ゼネコンの広報部長からの依頼だったので引き受けたが、校正と言っても新聞社時代に経験した校正とは大違い。校正作業を仕事で引き受けたことがなかったので、これほど大変な作業になるとは予想もしていなかった。

 本の企画は、ゼネコンの専門技術者たちが分担して書いた原稿をまとめて出版するというもの。原稿を読むと、文章を書く訓練をしていない人の原稿はとにかく判りにくい。新聞記者にも文章が下手な奴はいたが、それでも一応、プロが書いた原稿なので、多少手直しすれば済む。しかし、渡された原稿にワープロソフトの修正履歴機能を使って赤字を入れ始めると、みるみる真っ赤になっていく。ゼロから書き直した方が早いと思ったぐらいだが、技術に関する話なので、間違った内容に修正するわけにもいかない。とにかく時間がかかる。

 実は今年1月に依頼があって3月末までに仕上げる約束だった。その後も時間を見つけては作業を進めたが、終わらない。さすがに先方からもお叱りが入ってきて、7月に入ったところで集中的に作業を行った。結局、終わったのが7月18日だった。完全な裏方の仕事なので、具体的な内容を明らかにするわけにはいかないが、本が出版されればおおよそ見当が付くかもしれない。

 本の校正作業と並んで苦しんだのが、あるIT系メディアから依頼されたキャリア開発に関する記事執筆だった。一流大学の大学院を卒業してIT企業に就職した若手エンジニアを取材して、就職先としてIT企業を選んだ理由や現在の仕事振りをまとめるというもので、今の若者たちが仕事にどんな思いを持っているのかに興味があって引き受けた。

 しかし、実際にインタビューして記事を書き始めたところで、後悔した。いくら一流大学の大学院を出たとは言え、入社2年目のエンジニアの話を聞いても私には全く面白くない。これから就職を目指す大学院生が直接、話を聞く分には面白いかもしれないが、その大学院生がどこに興味を持っているかが私には想像できない。自分にとって面白くない話を原稿にまとめることほど、苦痛な作業はない。引き受けた以上は執筆を進めているが、普段書いている記事の3倍ぐらいの時間がかかっている。

 本の校正作業の次に取り掛かったのが、出版文化社が今年4月から発刊し始めた「リーディングカンパニーシリーズ」という企業本の執筆だ。これまでにキヤノン、キリンビール、大和ハウス工業などの本が出されているが、私が担当したのは「清水建設」の一部。原稿用紙で20枚ぐらいの分量だったが、大手企業の現状を私の視点で論評するのは、さすがに気を使う作業だった。10月ぐらいには発行されると思うので、その時に改めてお知らせする。

 8月に入ると、9月1日に発売される週刊ダイヤモンドのゼネコン不動産特集の手伝いに入ることになり、建設ネタがブログで書きづらい状態になっていた。最終的に私が執筆したのは2ページだけだったが、こういう時は、どんなリクエストが来てもできるだけ応じられるように、ブログにもネタを出し惜しみしてしまう傾向がある。

 原稿執筆以外の用事も多かった。私が幹事をしている日本不動産ジャーナリスト会議(REJA)で、もう少し情報発信を活発化することになり、新しくニュースサイトを立ち上げることになった。2年前に開設したREJA公式サイトの運営も私が担当しているが、新サイト「REJAニュース」もサイトの準備から運営まで私の担当。9月にはオープンする予定なので、本格的に動き出したら紹介する。

 余談だが、私の母校である東京理科大学理工学部建築学科で組織するOB会「野田建築会」で、OB会報の編集を行う会報部会長も引き受けることになった。7月下旬には久々に大学に顔を出して後輩たちと顔合わせしたり、会報づくりのノウハウをまとめたり、編集会議を開いたり…。

 言い訳はこのぐらいにして、未来計画新聞の紙面を充実する良い手立てはないものか。