仕事用パソコンが本日からDELLのマシンになった。5月7日のコラムで、パソコンが”死んだ”と書いてから1か月半。とうとうマシンを入れ替える羽目に。もちろん基本ソフトは現時点では「WindowsXP」にしたが、いずれDELLマシンから乗り換えるときには再び悩まされることになるのだろう。しばらくは煩わされることなく、使い続けられることを祈るのみである。
(写真)中央の黒いマシンがマウスコンピューター、右側がDELLの新しいマシン。
昨年12月に肺に膿がたまって体を壊したときも悪戦苦闘したが、仕事用パソコンが5月のゴールデンウィーク明けに壊れたあとも大変だった。最初に自分に必要な利用環境を整えてしまえば何かと便利な道具ではあるが、その環境が安定しないと時間と手間ばかりかかってしまう。5月7日に仕事用に使っていたマウスコンピューターのパソコンが動かなり、修理に出す間、まず代用の松下製モバイルパソコンの利用環境を整えるのに一苦労だった。
モバイルパソコンには、過去に執筆した原稿などのバックアップデータ保存と、電子メールの利用環境ぐらいしか設定していないので、ブログ更新のための環境を整えたり、不足したソフトをインストールしたり…。画面が小さく見にくいので、外付けディスプレーを接続しようとしたが、端子がない。特殊な接続ケーブルが購入すれば良いと判ったので、松下のホームページで調べると”在庫切れ”で8月まで入手できないとある。
何とか、我慢して使っていると、5月26日にようやく修理に出していたマウスコンピューターが戻ってきた。ただし、2年前に購入した工場出荷の状態になって…。まずはWindowsXPを最新バージョンにアップグレードする作業から始まり、セキュリティソフトなど必要なアプリケーションをインストールし直し、モバイルパソコンからメールなどの環境を移し替えて利用環境を整えるだけで、どっと疲れた。
「まあ、これでしばらく大丈夫だろう」と思ったのも束の間。わずか2週間後、マウスコンピューターにインストールした日本語ワープロソフト「ワード」が開かなくなってしまった。普段の原稿執筆には、テキストエディターを使っているのだが、商売柄、ワードを使うことも多い。いろいろと復旧を試みたても、時間ばかりかかって結局、直らない。ほかにも、いくつかのソフトで「アプリケーションエラー」の症状が出ることも判った。
いよいよ観念して、デルのホームページにアクセスしてXP搭載のパソコンを注文した。今度は、モバイルパソコンの利用環境は整っていたし、デルのパソコンが到着するまでの10日間ほど我慢すれば良かった。しかし、デルのマシンが届けば、また利用環境の設定を最初からやり直しである。
マウスコンピューターにも、すぐに問い合わせメールを送付して対処方法を教えてもらおうとした。最初の回答メールは私が散々試してダメだったマニュアルどおりの方法を知らせてきただけ。その方法は試して失敗したので別の解決方法を教えてほしいとメールして10日が過ぎたが、いまだに返事は戻ってこない。
パソコンが、勝手に利用者に合わせて環境を整えてくれるのなら、本当に助かる。何か良い方法があるのなら教えてほしいところだ。名前の読み方などもコンピューターが正確に判断できるのなら、社会保険庁の年金データのような問題も起こらなかったはず。最初は人間が手取り足取り覚え込ませなければ何もできないのがコンピューターだ。技術的に解決できるなら、社会保険庁もとっくに対応しているように思える。
あまり愚痴ばかり言っても仕方がないが、年金データやら何やら含めて、何とかならないものか。